2018年8月6日月曜日

四大元素の簡単説明

四大元素簡単説明。
人類は古代から、この宇宙や地球がどのようにして、成り立っているかを探る、知的探求をしてきました。その知的探求は、現代では、科学という技術を生み出し、この宇宙や地球のさまざまな物体が分子、原子、電子、素粒子といったものから成り立っている事を発見し探求を。続けています。
古代の科学のない時代において、知的探求を持つ人の中で、優れた感受性に恵まれた人、例えば、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、エンペドクレス、タレス、ピタゴラス、パルメニデス、などは、この宇宙や地球がその目に見えるモノだけでは無く、目に見えない、波、振動、エネルギー、神などが、存在している事を、感じ取っていました。
アリストテレスは、地上の世界の働きの性質を、主に4つに分けて定義付けました。土(EARTH)、風(AIR)、水(WATER)、火(FIRE)と呼ばれるものです。四大の元素(四性質)といいます。さらに、五大元素の存在や、熱・冷・湿・乾の4つの性質も重視していました。
アリストテレスは、四元素からなる地上は時間とともに変化・腐敗するが、第五元素から成る神(天上界・恒星と・惑星)は不変であるとしました。
西洋最大の哲学者であり万学の祖、アリストテレスの思想は、西洋のさまざまな分野において多大な影響を与えています。西洋においては、古来より人々の間で長い間信じられてきたものですが、近代においては科学が発達し、一般社会的には、四大の元素などは否定されるようになってしまいます。
しかし、現代においても古代においても、人間が、宇宙や地球の根源的なものに対して行う思考は、変化していません。
科学が発達した今でも、現代の人間たちの、スピリチュアル(占星術、タロットカード、占術、神秘学、白魔術、エネルギーワーク、宗教など)の思考や意識の中で、脈々と生きつづけています。
話はずれますが、神社やお寺、宗教が、この科学の時代に残っているというのも不思議な話で、人々は、神や、神聖なるもののチカラを信じているという証なのですね。